リンク・エクイティ(リンクジュース)とは。内部リンクで評価を渡す仕組み
リンク・エクイティとは
リンク・エクイティ(リンクジュースとも呼ばれます)とは、リンクを通じてあるページから別のページへ渡される検索順位上の価値のことです。権威のあるページが別のページにリンクすると、その権威の一部がリンクを通じて流れ、リンク先ページの順位向上を助けます。ページに向けられたリンクをもとにページを評価する Google のアルゴリズム PageRank は、この考え方の原型です。重要なページからリンクされるページは重要だとみなされます。
リンク・エクイティは外部からの被リンクによってサイトに入ってきますが、サイト内のどこへ流れるかを決めるのは内部リンクです。内部リンクは、権威を持つページ(多くはトップページや人気記事)から、権威を必要とするページ(商品ページ、ランディングページ、新しいコンテンツ)へ評価を移す手段です。
リンク・エクイティが SEO に重要な理由
検索エンジンはリンクを使ってページの重要性と関連性を判断します。関連性の高い内部リンクを多く受けるページはサイトの重要ページとみなされ、リンクが少ないページは二次的なものに見えます。意図的な設計がなければ、評価は自然にリンクを集めるページに偏り、コンバージョンページは内容が優れていても弱いままになります。
リンクが渡すエクイティの量には、いくつかの要因が影響します。
- リンク元ページの権威:強いページからのリンクは、弱いページからのリンクより価値があります。
- テーマの関連性:同じテーマのページ同士のリンクは、より明確なシグナルになります。
- ページ内の位置:本文中の文脈リンクは、フッターで繰り返されるリンクより重視されます。
- ページ内のリンク数:リンクが多いほど、1 本あたりの価値は小さくなります。
- リンク属性:
nofollowリンクは評価を渡さないよう検索エンジンに伝えます(dofollow と nofollow を参照)。
リンク・エクイティの配分を確認する方法
リンク・エクイティは直接見えませんが、おおよそ把握できます。
- Google Search Console の「リンク」レポートで、内部リンクが多いページを確認します。
- その一覧を、上位表示させたいページと比較します。内部リンクが少ない重要ページは評価が不足しています。
- 内部リンクがまったくない孤立ページを探します。エクイティを受け取れません。無料の孤立ページチェッカーなら数分で見つかります。
- 構造の奥にあるページを確認します。リンク深度が深いほど、受け取るエクイティは少なくなりがちです。
リンク・エクイティをうまく配分する方法
- 強いページから重要ページへリンクする。 トップページ、ピラー記事、被リンクのあるページから、売上につながるページへリンクします。
- 説明的なアンカーテキストを使う。 リンク先の内容が伝わる言葉を選びます。
- 関連コンテンツ同士をつなぐ。 トピッククラスターをつくり、テーマ内で評価が循環するようにします。
- リンク切れを直す。 404 ページへのリンクはエクイティを無駄にします。無料のリンク切れチェッカーを定期的に使いましょう。
- リダイレクトチェーンを避ける。 内部リンクは最終 URL に直接張ります。
- リンク数を適切に保つ。 1 本ごとの価値が薄まらないようにします。
Webflow・WordPress・Wix でのリンク・エクイティ
- Webflow:CMS コレクションのページは、コレクションリストからしかリンクされないことがよくあります。リッチテキスト内に文脈リンクを加えるのが、エクイティを届ける最も効果的な方法です。
- WordPress:カテゴリー、タグ、関連記事ウィジェットはエクイティを広く薄く配分します。投稿や固定ページ内の文脈リンクで、評価の流れ先をコントロールできます。
- Wix:ブログ記事やダイナミックページは孤立しがちです。主要ページや記事同士からリンクして、エクイティの流れに組み込みましょう。
よくある間違い
- 内部リンクの大半を、奥にある重要ページではなくトップページに向ける。
- すべてのページを互いにリンクし、1 本ごとの価値を薄める。
- リニューアルや移行の後に、リダイレクトや削除済み URL へのリンクを残す。
- 内部リンクに
nofollowを付け、自サイト内のエクイティの流れを止める。
LinkerFlow ができること
LinkerFlow はコンテンツと Google Search Console のデータを分析し、互いにリンクすべきページを見つけて、自然なアンカーテキストの文脈リンクを提案します。各リンクは公開前にあなたが承認し、LinkerFlow はその後もリンク切れや孤立ページを監視します。Webflow、WordPress、Wix での仕組みをご覧いただくか、内部リンクのベストプラクティスから始めてください。